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学校長あいさつ

「明けゆく朝に 富士晴れて

 薔薇も輝け 希望のように

 力あわせて学ぶ よい子は

    白岩寺の 山に湧く

    明るい雲を

 未来の夢と 仰ぐのだ」

 

 校歌の1番の歌詞です。島田第五小学校は、北には白岩寺の山が、東には大津谷川、南には越すに越されぬといわれた大井川に囲まれた場所に建っています。京都の町がそうであるように、古くから、北に高くそびえる山、南に広く開けた湖沼、東に清き流れ、西に大きな道が続くことが、四方を司る神々からパワーをもらえる最適な土地だと言われてきました。島田第五小学校の立つ位置も、まさしくこの条件にぴったりです。遠くに望む霊峰富士、南に広がる牧之原の大地を伝う心地よい緑の風にも癒されて、島田第五小学校を、未来への夢がふくらむ、希望あふれる子どもの学び舎にしていきたいと考えています。

 本校は「オレンジ学校」とも呼ばれ、「オレンジ」をイメージカラーとします。心理学的に分析すると、この色は「赤」のもつ積極性と、「黄色」のもつ知性が混ざった色で、2つの色の持つよい面を兼ね備え、元気・明るさ・喜びなど幸福感に結びつくビタミンカラーなのだそうです。そんな「オレンジ」のもつポジティブな面に後押しされ、昨年度は、「みつけ 考え やってみよう~自分から みんなと~」を重点目標として、自分から動いて挑戦する、そして、互いのよさを認め合いながら、仲間とともに頑張ろうとする姿がたくさん見られるようになりました。

 今年度は、これまで付けてきた力を活かしながら、自己選択や自己決定をし、失敗を恐れず挑戦しようとする粘り強さの育成にも力を入れていきます。そこで、本年度は、「みつけ 考え やりぬこう~自分から みんなと~」を重点目標としました。
社会の変化が加速度を増す中で、どのように生きたいのかを問い続けなければなりません。そのために、夢や希望をもち、世の中や身の回りの出来事に対して課題意識と当事者意識をもつこと、多様性を尊重し、自分と異なる他者と豊かに関わることが大切になります。
 本校では、目標を設定し、実現に至るプロセスを考え実行し、振り返りながら次に活かしていく「自己調整する力」、他者を思いやり、多様な考えを柔軟に受け止め協力して活動する「協働する力」、自らの選択や決定により、失敗を恐れず挑戦し粘り強く努力する「粘り強く取り組む力」を培っていき、子ども主体の笑顔あふれる学校づくりを進めていきます。

 

島田第五小学校長

                                      

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