キャリア教育の一環として、6年生を対象に視覚障害者の稲葉統也(いなばもとなり)さんをお招きして授業を行いました。テーマは、「今がいいと思えたら過去がいいと思う。きっと、未来もいい。」です。稲葉さんは、30歳の頃突然病魔に襲われ、視力を失いました。しかし、家族の支えにより元気や勇気を取り戻し、障害者スポーツの道に進みました。2000年にシドニーパラリンピックに柔道で入賞、全国障害者スポーツ大会の投てき、自転車競技、水泳など様々な競技で活躍されました。一度は競技スポーツから退きましたが、東京オリンピック開催が決まり、2014年再びスポーツを始めました。54歳でパラリンピック出場することなど、人生をかけた3つの夢に向けて努力する姿に、子どもたちは夢をもつこと、その夢の実現に向けて途中でも投げ出さずにがんばるという思いをもつことができました。