スクールカウンセラーの山﨑里美先生を講師にお招きし、6年生を対象に学校保健委員会を開催しました。テーマは「レジリエンスを育てる」です。レジリエンスとは「つらい時や苦しい時、落ち込むこともあるけれど、そこから立ち直る力」のことで、その特徴は自分で育てることができることです。人はそれぞれ物事の捉え方が異なるので、出来事に対し1つの考え方にとらわれてしまうと、不安や怒りでいっぱいになってしまうことが多いものです。そこで、角度を変えて物事を見るトレーニングをすることが大切になってきます。一例として、「自分があいさつをしたにもかかわらず、反応なくスーッと行ってしまった友達に対し、どんな気持ちになるか」について考えてみましょう。「無視された!」と思うだけでなく、他にどんな見方ができるでしょうか。別の見方をしたら、少し前向きになれますね。そんな捉え方がレジリエンスを育てていくのです。